50歳・事務職女性の抱える悩み――足のむくみ、取れない疲れ、夏の夜の寝苦しさ
先月、50歳の誕生日を迎えた私は、小さなメーカーの本社オフィスの総務部で働いている。昔と違ってIT化が進んだ今は、一日中、デスクに座りパソコンとにらめっこしていることが多い。
コロナ禍になってからは、週に2〜3日は在宅ワークになった。そのせいで、以前よりさらに歩くことが少なくなったと思う。
今からもう何十年も前の昔話になるけれど、入社したばかりの若い頃は、事務職もデスクに座りっぱなしではなく、社内を歩くことも結構多かったものだ。
「この資料、次の会議までに人数分コピーを取っておいて」
「お客さんがいらしたからお茶を出して」
と上司に言われたら、暗黙の了解で女性社員が動かなければならなかった。そんな時代もあったのだ。
そういったアナログな庶務仕事がほぼなくなった現在。職場では、ほとんどデスクから離れることがない。
そのせいで、夕方になると足はパンパンにむくんでいる。足だけではない。夕方になると全身が重だるくて仕方がないのだ。
更年期世代に入ったせいもあるだろう。特に夏の夜は寝苦しくて、朝起きると汗びっしょりだ。いったいいつ頃からだろう、ぐっすりと寝た気がしなくなったのは。足の裏がほてって、寝つきが悪いのだ。
朝起きた時点で、昨日の疲れが残っている。そんな重い身体を引きずって、なんとか出社する。夕方になると、もう身体は泥のように疲れ切っている。
そして、これは更年期世代の抱える矛盾。こんなに身体がほてって汗がだらだら出るのに、冷房が寒くて仕方がないのだ。
「冷房の設定温度を上げて」
と言いたくなるけれど、外回りから帰って来た営業部の人たちに申し訳ないからぐっと我慢する。
オフィスでは、夏も膝掛けを常備して何とか耐え忍ぶしかない。
疲れた足を片手で揉みながら、パソコンの時計を確認する。
――17時30分。
間もなく終業時間だ。
「はあっ……」
思わず、溜息が漏れてしまった。
ビサ入り足うらシートメントールプラス――遠赤外線とメントールでめぐりを促進
「ねえ、どうしたの? なんだか最近疲れてない? 夏バテ?」
溜息が聞こえてしまったのか、隣の席の栄子が声を掛けてきた。
聞かれてしまったのなら仕方ない。
「うん、そうみたいなの。更年期のせいもあるかもしれないけど……。ほら、若い頃は、事務職って言ってもオフィス内を結構せわしなく歩き回っていたじゃない? 最近はそんなこともなくなったから、夕方になると足も身体も本当に重くて、だるくてね。夏は冷房ですっかり身体が冷えちゃうし。それなのに、夜は暑くて寝苦しくて熟睡できないし。でも、あなたは同じ歳なのに、相変わらず元気そうね」
ついつい愚痴混じりの悩みを、同期入社の栄子に打ち明けてしまった。
同世代ならきっとわかってくれるはずと思ったのだ。
案の定、
「うん、わかるわ……」
と、彼女は頷く。
「でも、今はすっかり元気なの」
「え、ちょっと待って、どういうこと?」
栄子の言葉に耳を疑う。
「どうして? 運動でも始めたの? それとも食事? ねえ、秘密を教えてよ」
「実はね、私も昔はあなたと同じ悩みを抱えていた時があったのよ。でも、これを使うようになってから変わったの」
栄子はデスクの引き出しを開けて箱を取り出した。
「え、それは何?」
「『ビサ入り足うらシートメントールプラス』という商品なの。足に貼って寝るだけで、朝になるとスッキリしてるのよ」
栄子は箱を開けながら説明する。
「ビサ……って何? 初めて聞く言葉なんだけど」
「特定波長域遠赤外線(※)を放射している微細な砂のことよ。この足うらシートの中に含まれているんだけど、遠赤外線がめぐりを促進してくれるそうなの」
「でも、遠赤外線ってコタツとかヒーターに使われているものでしょ? 夏に使って暑くならない? 私、汗もすごいから……」
「これは、メントール成分も配合されているから、暑がりの人にもぴったりだと思うわよ。遠赤外線でじんわり温かくなりつつ、メントールでほどよくスースーするの。だから、夏の寝苦しい時にもいいと思うわ」
「これ、貼るだけでいいの?」
「そう、貼るだけ。1セットあげるから。騙されたと思って、今日の夜、使ってみてよ」
「……あ、ありがとう」
礼を言いながらも、「こんなものでむくみや疲れが取れるの?」とその時の私は半信半疑だった。
(※)特定波長域遠赤外線
ビサが放射する遠赤外線は8.0〜14.0μ m(ミクロン)の波長域を持ち、放射率は90%以上です。これは、ビサを36°Cに温めた状態での測定結果です。この波長域は人体の奥深くまで届くことから「特定波長域遠赤外線」と呼ばれています。
ビサ入り足うらシートメントールプラスは香りの良さも魅力のひとつ
「まあ、せっかく貰ったんだし、スースーするだけでも気持ちいいかもしれないわよね」
ベッドに入り、眠る前に栄子から貰った「ビサ入り足うらシートメントールプラス」の袋を開けて、足に貼る。
固定シートに足うらシートを貼ってから、足の裏に貼り付けるのだ。
これなら多少寝相が悪くても安心だ。
「あ、なんだか袋を開けた瞬間の香りがいい感じ。よく眠れるといいんだけど……」
こうして、半信半疑ながらも「ビサ入り足うらシートメントールプラス」を貼って寝ることにしたのだった。
――そして、翌朝。
シートを剥がすと、シートの裏にはドロドロとした液体が……。
「あれ? 何だか目覚めがいつもよりスッキリして気分がいいような……、これは足から汗が出たっていうことなの?」
いつもより足取りも軽やかに会社に向かうと、さっそく栄子に報告をする。
「おはよう、栄子。昨日は、どうもありがとう」
「ねえ、使ってみた?」
「使ってみたわ、おかげでいつもより足がスッキリした感じ」
「よく眠れた?」
「うん、おかげさまで。香りもいいのね。貼ったらじんわりと温かくなって、でも確かにほどよくスースーして、夏の暑い時にちょうどいい、気持ちの良い感触だったわ。あと、いつもは寝苦しくて何度も起きるんだけど、昨夜は朝まで起きずに眠れたの」
「それはよかったわ」
ビサ入り足うらシートメントールプラスで足取りも軽く、倦怠感や冷えも軽減
予想以上に使用感が良く気に入った私は、自分でも「ビサ入り足うらシートメントールプラス」を購入し継続して使ってみることにした。
――そして、1ヶ月。
いつの間にか、めぐりが改善されたせいかオフィスの冷房をきつく感じなくなっていた。
終業間際、栄子にあらためてお礼を言う。
「『ビサ入り足うらシートメントールプラス』のことを教えてくれてありがとう。おかげさまで最近はすっかり調子がいいの。夕方になっても足がむくまなくなってきたみたい。冷房での冷えも随分と楽になってきたわ。ぐっすり眠れるようになったからか、終業間際になってもそんなに疲れなくなったかな? 歳のせいかと思ってもう諦めていたけど、諦めなくて良かったのね」
「それはよかったわね、紹介した私としても嬉しいわ」
栄子も笑顔で答える。
「それでね、足が楽になったから仕事の後、ウォーキングを始めてみたの」
「へえ、ウォーキングはいいわね。確かに最近、顔色も良くなって元気そうに見えるわ。ねえ、この後、久しぶりに一緒に出掛けない? 今まで、夕方になるとぐったりして見えたから、若い頃のようには誘いづらかったのよ」
「え? 私ってそんなにぐったりしてた?」
「うん、夕方になると、どよーんと暗い顔してたわよ。顔に『疲れた~』って書いてあるみたいだった。でも、それだけ明るい笑顔なら、誘えるし……いい出逢いも期待できるかもね」
「え、そうかな? そうだと嬉しいんだけど」
こうして、終業後、若い頃のように久しぶりに栄子と2人でアフター5を楽しむことになったのだ。
栄子の言うように、いい出逢いも期待できるかもれしない。
※この物語は使用者の方の感想を元に作成したフィクションであり、作中の登場人物や団体名はすべて架空のものです。また、効果の感じ方には個人差がございます。