「賃貸住宅に住み替えたいけど、入居条件に合うか心配」このような声を聞いたことはありませんか?
2022年の国土交通省の資料「高齢者の住まいに関する現状と施策の動向」によると、65歳以上の方のうち約20%(292万/1,281万世帯)が賃貸住宅で生活しています。しかし、65歳を超えて賃貸住宅のお部屋探し経験がある方を対象にした調査では、約27%が「年齢を理由とした賃貸住宅への入居拒否」を経験したというデータもあります。そのようなシニア世代の賃貸問題が社会的にも広まるなか、おしるこではリコーリースのシニア向け賃貸住宅「ルクレ三軒茶屋」の内覧会の開催情報を入手!
直接会場に伺い、リコーリース・リロの不動産のご担当者様に、シニア向け賃貸住宅の特徴や内覧会の様子を伺ってきました。
本記事では、シニアの一人暮らしをサポートする「ルクレ三軒茶屋」の設備をはじめ、生活に便利な三軒茶屋の街をレポートします!賃貸住宅への住み替えを検討している方も、将来の暮らし方を考え始めた方も、是非参考にしてくださいね。
60歳以上の賃貸契約は難しい?シニアの住宅事情
シニア世代の住み替えのきっかけ
子供の独立や、家族との別れを機に家じまいをする方。庭や2階などの家の管理が億劫になり、住まいを縮小する方。シニア世代の住み替えをするきっかけは様々です。また、担当者のお話によると、シニア向け賃貸住宅への問合せの半分は、子世代からの連絡だそうです。離れて暮らす子世代からの「親の呼び寄せ」も、住み替えのきっかけとなっています。
「近くで暮らすのは安心だけど、子供に迷惑をかけたくない」
「近くで生活して欲しいけど、今から同居スペースを確保できない」
親・子供それぞれの想いから、子世帯の近くで一人暮らしする方が増えています。
シニアの住宅の選択肢
実際シニア世代が一人暮らしをする時は、どのようなタイプの住居を選べばよいのでしょうか?生活の自立度により、シニアの住まいは変わります。手厚いサポートを必要とする方は老人ホーム。自由な生活を続けながら、必要な支援を受けたい方は、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)から検討してみましょう。
しかし、元気で自立した生活をおくれるアクティブシニアにとっては、老人ホームやサ高住はサポートが過剰な上、サービス料金も負担になります。日常の買物や家事が不自由なくできるアクティブシニアなら、シニア向けの賃貸住宅があります。
家探しを始めて直面する現実
しかし、賃貸住宅を探し始めると、今まで思ってもみなかった現実に直面します。実は60歳以上の賃貸契約は、経済上や健康上の理由から入居審査が厳しくなります。どんなに健康なアクティブシニアでも、大家さんの入居条件に合わなければ契約できません。内覧会付近でも、「シニアが賃貸住宅を借りるのは難しいらしいよ」という会話がちらほら聞こえる程、皆さん厳しい現実に直面しているようです。
アクティブシニアにおすすめのシニア向け賃貸
高齢者でも借りられるリコーリースのシニア向け賃貸住宅
そのような「高齢者が賃貸住宅を借りにくい」という社会全体の課題に着目して、リコーリースが展開しているのが「シニア向け賃貸住宅」です。リコーリースが保有するマンションを活用して、シニアが安心して暮らせる賃貸住宅を提供しています。元気なアクティブシニアとはいえ、足腰など身体の老化が気になる年代。体調が急変した時に1人で対応できるかどうか心配な方も多いでしょう。リコーリースのシニア向け賃貸住宅では、手すりや「みまもりサービス」をプラスすることで、アクティブシニアが暮らしやすい住環境に整えています。
シニア世代も子世代も安心のサポート体制
自立した生活が送れるアクティブシニアにも、おすすめしたいのが「みまもりサービス」と「生活相談サービス」です。リコーリースのシニア向け賃貸住宅には、2つのサービスが賃料に含まれています。
「みまもりサービス」は、人感センサーや緊急ボタンで異常を察知すると、ガードマンが駆けつけ安全を確認してくれるサービス。登録した身内にも連絡が届きます。一定時間反応がない場合にも人感センサー機器から通知が届くので、「携帯に連絡したのに返信がないけど大丈夫?」といった場合も安心です。
「生活相談サービス」は、専門の資格をもつスタッフが2ヶ月に1回訪問するサービスです。生活のお話を伺ったり、エアコンのフィルターの取り外しなど簡単なお手伝いをしてくれるので、直接顔を見てサポートしてもらえる安心感があります。
暮らしに過剰に干渉することなく、程良い距離感で支援するサービスが、リコーリースのシニア向け賃貸住宅の特徴です。いざという時に頼れる存在があれば、シニア世代も子世代も、安心して暮らせますね。
好立地・設備・安心を備えた「ルクレ三軒茶屋」
そんなリコーリースが展開するシニア向け賃貸住宅のなかで、今回ご紹介するのは「ルクレ三軒茶屋」。7月19日・20日・21日の3日間で、内覧会が開催されました。おしるこが内覧会で取材した「ルクレ三軒茶屋」の設備や三軒茶屋の魅力を、たっぷりお届けします!
アクセス抜群の三軒茶屋から徒歩4分
「ルクレ三軒茶屋」は、三軒茶屋のなかでも三角地帯と呼ばれる中心地に建つシニア向け賃貸住宅。三軒茶屋駅から徒歩4分の好立地物件です。都会の便利さもありながら、ほっとするような下町感も感じられる三軒茶屋には、シニア世代が暮らしやすい条件が揃っています。
内覧会に来場されたお客様も「駅から近く、立地が良いですね」と、周囲の環境に満足されたご様子。内覧会には、遠方に住むお母様の住み替え先として、下見に来られていた方もいらっしゃいました。
子世帯と行き来しやすい交通網
三軒茶屋駅(東急田園都市線)の最大の特徴は、何といっても渋谷から2駅というアクセスの良さ。渋谷で半蔵門線に繋がるので、神奈川から東京東部まで1本で行き来できます。もう1つの最寄り駅である西太子堂駅(東急世田谷線)は、小田急線・京王線へのアクセスが抜群。美術館や観光スポットにフラっと出かけたり、東京周辺に住む子世帯と交流しやすいのも魅力です。また、首都高速3号渋谷線や国道246号線が走る三軒茶屋は、車でのお出かけも便利です。
駅から「ルクレ三軒茶屋」に向かう道は、商店街に沿ってアーケードが続きます。雨の日も気軽にお出かけできますね。
生活必需品・グルメの集まる三軒茶屋の中心地
実際住むとなると、生活のしやすさも確認しておきたいポイントです。ルクレ三軒茶屋から駅に向かう道は、スーパーや下町中華などの店が建ち並ぶ繁華街。食品や日用品がすぐ揃います。また、パン屋の激戦区である三軒茶屋は、個性豊かなパン選びも楽しみの1つ。朝食やおやつの時間が待ち遠しくなりそうですね。
駅付近くには、世田谷区役所出張所があるため、行政サービスを利用する場合にも便利です。ジムや緑豊かな公園もあり、健康管理が気になるシニア世代におすすめです。
シニアの暮らしに寄り添った充実の設備
繁華街を抜けると落ち着いた雰囲気の街並みに変わり、「ルクレ三軒茶屋」の内覧会会場に。今回内覧させて頂いたお部屋は、洋室約7.5畳に加えてキッチン・トイレ・浴室・洗面室がそれぞれ別に配置された一人暮らしにぴったりの間取りです。お部屋の設備のポイントもみていきましょう。
料理好きの人も満足の2口コンロ
キッチンはお料理しやすい2口コンロ。IHに馴染みの薄いシニア世代の方も、ガスコンロなので使いやすいですね。コンロやシンクの上下に収納棚があるので、調理器具や食器もしっかり収納できます。
生活空間を仕切るドア
キッチン・お風呂などの生活空間と洋室は、ドアで仕切られているため、宅急便などで急に人が訪ねてきても部屋の中まで見えません。ドアを閉めて生活感をシャットアウトすれば、よりくつろげるプライベートルームに。効率良く冷暖房できるので、お財布にも優しいですね。
使いたい場所に配置された収納スペース
持ち物が多いシニア世代にとって、収納スペースは気になりますよね。ルクレ三軒茶屋には、洋室のクローゼットはもちろんのこと、玄関・キッチンなど各所に収納スペースが配置されています。生活導線を意識したレイアウトは、移動がスムーズ。生活しやすい間取りです。
ベッドを置いても広々使える生活スペース
洋室は、ベッドやラックを置いてもゆったり使えるスペース感。ソファや椅子も置けるので、座っても楽々立ち上がれます。
ピクチャーレールで壁面インテリアも楽しめる
機能性だけなくインテリア性の高さも「ルクレ三軒茶屋」の魅力。壁に取り付けられたピクチャーレールで、自分好みのお部屋がつくれます。賃貸住宅でも、壁を傷つけずに思い出の写真や絵を飾れるのは嬉しいですね。
入り口はオートロック・宅配ボックスも完備
来客は、室内のインターホンのモニターで確認できるので安心です。建物の入口に宅配ボックスがあるため、受取時間を気にせずお出かけできます。
その他、24時間対応のゴミ置場もあり、時間に縛られずにマイペースに暮らせそうですね。
シニアの自立した生活をサポートするサービスと設備
いつでも繋がる見守りサービスで安心感をプラス
続いて、シニア向け賃貸住宅ならではの設備を紹介します!
トイレのドアに設置された黒い機器は、ALSOKの人感センサーです。一定時間反応がないと、ガードマンが駆けつけてくれます。
緊急時にALSOKに繋がる見守り機器は、洋室に設置。部屋の温湿度が一定以上になると機器から熱中症の注意喚起メッセージが流れるので、暑さで体調を崩すリスクも軽減できます。
内覧会にいらっしゃった子世代のお客様も、実際に機器をご覧になって「親に連絡をしても、返信が遅いことが多く心配になることが多い。ルクレ三軒茶屋なら見守り機器があるので安心できる」と感じたようです。
日常生活をサポートする3ヶ所の手すり
玄関・お風呂・トイレの3ヶ所に設置された手すりも、シニア向け賃貸住宅ならではの設備。バランスを崩しやすい靴の脱ぎ履き時も、手すりがあれば安心ですね。
お風呂の手すりは凹凸加工が施され、水回りでも滑りにくい仕様に。細やかな配慮が感じられます。
まとめ
リコーリースのシニア向け賃貸住宅「ルクレ三軒茶屋」は、アクセス抜群の三軒茶屋駅から徒歩4分。子世帯とも行き来しやすく、生活環境も整った好立地の住まいです。シニアの一人暮らしをサポートする、ALSOKの見守り機器や手すりなどの設備が整っているので、日常生活は自由に生活したいけど、いざという時にサポートが必要なアクティブシニアにおすすめです。
ルクレ三軒茶屋の内覧会は終了しましたが、気になった方はリロの不動産に連絡してみましょう。また、リコーリースでは、ルクレ三軒茶屋以外のシニア向け賃貸住宅も展開しています。ルクレ三軒茶屋の間取りや賃料の詳細をチェックしたい方や、他の地域でのシニア向け賃貸を検討したい方は、是非こちらをご覧ください。
※お探しのタイミングによってはルクレ三軒茶屋の入居者募集が終了している可能性があります