
「最近、人と話す機会が減った気がする」
「仕事を離れたあと、社会との接点が少なくなった」
そんな感覚を、はっきりした不調ではないものの、心のどこかで感じている50代・60代の方は少なくありません。
実はこの“なんとなくの変化”こそが、近年注目されている「社会的フレイル」の入り口である可能性があります。
今回、おしるこでは、東京都健康長寿医療センター研究所・専門副部長 河合 恒(かわい ひさし)先生に取材を行い、「人とのつながり」が、なぜ健康や人生の質に深く関わるのか、そして民間サービスはその課題にどう向き合うべきなのかについて、お話を伺いました。
その対談記事を、シニア業界向けメディア「シニアド」にて掲載しています。
▼シニアド掲載記事
『「つながり」の科学とビジネスの実装——社会的フレイル対策が拓く、シニア市場の新たな勝機』
河合恒先生とは
河合恒先生は、老年学・デジタル高齢社会研究の第一人者として、
高齢期の健康、社会参加、テクノロジー活用を長年研究されてきた研究者です。
特に近年は、
- 社会的フレイル(人とのつながり・役割の喪失)
- 歩行速度など日常行動データによる健康評価
- デジタル技術を活用したフレイル予防
といった分野で、「研究室の知見を、社会でどう活かすか」という視点から、実装に近い研究を進められています。
今回の対談では、研究者としての冷静なデータ分析と同時に、
「現場を知らない対策は続かない」という強い問題意識も語られました。
記事で語られている主なポイント
シニアド掲載記事では、次のようなテーマが掘り下げられています。
フレイルは「体」より先に「社会」から始まる
多くの人が想像するのとは逆に、
身体の衰えよりも先に、人との交流や社会的な役割が減ることが、健康低下の引き金になるという研究結果。
75歳からでは遅い。「50〜60代」への早期アプローチの重要性
定年退職を境に、仕事以外のつながりを持たない人は、一気に孤立しやすくなる。
だからこそ、まだ元気なうちから“職場以外の居場所”を持つことが、最大の予防策になるという視点。
「ただ集まる」だけでは足りない——鍵は「役割」
健康を支えるのは、交流の量だけでなく、
「誰かの役に立っている」「必要とされている」という感覚。
日記やコメント、ちょっとしたやりとりが持つ意味が、科学的に語られています。
リアルとデジタルを組み合わせる“ハイブリッド”という答え
高齢になるほどデジタルだけでは難しい。
一方で、リアルだけでは続かない。
その両方をつなぐ設計こそが、これからの社会的フレイル対策の鍵になるという指摘。
この記事から見える「これからのおしるこ」
対談を通じて浮かび上がったのは、
おしるこが目指しているものが、単なる「シニア向けSNS」ではない、という点です。
- 50代・60代から、無理なく人とつながり続けられる環境
- 年齢を重ねても、「役割」を持ち続けられる仕組み
- リアルな場とデジタルを行き来できる“生活インフラ”としてのコミュニティ
河合先生の研究知見は、
おしるこがこれまで現場で積み重ねてきた取り組みが、
科学的にも理にかなっている可能性を示唆していました。
そして今後は、
コミュニティ内の行動データや体験を、研究と連携しながら検証し、
より多くの地域や企業、行政とも共有できる形へと発展させていくことを目指しています。
シニアド掲載記事はこちらから
研究者の言葉で、
「つながり」「健康」「これからの人生」がどう結びつくのかを、
ぜひ本文でご覧ください。▼シニアド掲載記事
『「つながり」の科学とビジネスの実装——社会的フレイル対策が拓く、シニア市場の新たな勝機』
