虫歯や歯周病を予防するには、ホームケアがとても重要です。
ホームケアには歯ブラシやフロス、マウスウォッシュなどのさまざまなアイテムがありますが、基本となるのは歯ブラシでのケアです。
実は、口腔内のお悩みによって、歯ブラシの選び方を変える必要があります。
しかし、「歯ブラシってどれも同じようなものじゃないの?」と思われている方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、お口の専門家であり『艶白 歯ブラシ』の販売元である株式会社P&Aの竹田様(以下敬称略)にインタビューしました。歯ブラシの選び方やおしるこスタッフの一押し商品である『艶白 歯ブラシ』全てのラインナップをご紹介します。
歯ブラシ選びで迷われている方は、ぜひ最後までご覧ください。あなたの悩みにフィットした歯ブラシが見つかるはずです。
口腔内のお悩みに合った歯ブラシの選び方とは?まずは歯医者さんに行ってみよう!
ここでは、口腔内のお悩み別(虫歯・歯周病・知覚過敏)にどのような歯ブラシを選べば良いのかをお聞きしていきます。
ーー本日は、歯ブラシの選び方や『艶白 歯ブラシ』について詳しくお聞きいたします。よろしくお願いします。では最初に、口腔内のお悩み別に歯ブラシの選び方のポイントを教えていただけますか?
竹田:はい。まずはご自身の口腔内がどのようになっているかを知る必要があります。歯医者さんに行って、虫歯ができやすいのか、歯周病になっているのか、知覚過敏なのかを見てもらってから選ぶと良いですね。
よく虫歯ができる方は、歯ブラシの仕方の癖で歯垢が溜まりやすい箇所があるため、そこに虫歯ができやすいです。ヘッドの小さい歯ブラシを使うことで、1本1本丁寧に磨くことができ、磨き残しを防げますよ。
ーーヘッドの小さい歯ブラシなら、奥歯にも入って磨きやすそうですね。その他の歯周病や知覚過敏の方は、どのように選んだら良いでしょうか?
竹田:歯周病の方は、歯茎を傷つけないように歯ブラシの毛が柔らかいものを選ぶのがおすすめです。歯茎をマッサージするイメージで磨くと良いですよ。知覚過敏の方も、なるべく毛が柔らかいものを選ぶと良いでしょう。
それぞれの口腔内のお悩みに合った歯ブラシを選ぶためには、まずは歯医者さんに行って、口腔内の状況を知ることから始めると良いとのことでした。正しい歯ブラシを選ぶためにも、定期的に歯医者さんに通うことはとても大切ですね。
関連記事
あなたの歯磨きは大丈夫?手遅れになる前に知っておきたい口腔ケアの重要性!
あなたの悩みに合った歯ブラシが見つかる!『艶白 歯ブラシ』の全ラインナップをご紹介!
口腔内のお悩み別の歯ブラシの選び方が分かったところで、ここからは、おしるこセレクションで掲載している『艶白 歯ブラシ』の全ラインナップを詳しくお聞きします。
<艶白 歯ブラシの特徴>
ーー『艶白 歯ブラシ』は、どのような商品なのでしょうか?
竹田:『艶白 歯ブラシ』は、一般的なナイロン毛ではなくPBT毛を全ラインナップに採用しています。PBT毛は、柔らかくてコシがあるため、歯や歯茎を傷つけにくい材質です。また、硬さのバリエーションがつけやすい点も人気な理由です。
原材料の調達から最終工程まで、こだわり抜いた「日本製」の歯ブラシです。また、品質の良い東レの材質を採用しているのも特徴ですよ。
ーーナイロン毛ではなく、PBT毛だから柔らかいんですね。これなら歯茎を傷つけずに使えそうですね!
竹田:はい。また、毛の柔らかさも複数あります。毛の太さを変えることで4種類の柔らかさから選べるようになっています。
毛の柔らかさだけでも4種類もあることに驚きましたが、さらに『艶白 歯ブラシ』には全部で8つのラインナップがあります。なぜそこまで種類があるのかを探るべく、ここからは8種の歯ブラシについて詳しくお聞きしていきます。
あなたに合った種類を見つけてみましょう!
<基本のラインナップ(スタンダード・ツイン・ペングリップ)>
ーーでは、今回セレクションにも掲載している『艶白 歯ブラシ』の代表的な歯ブラシ、スタンダード・ツイン・ペングリップの3つの種類の特徴について教えてください。
竹田:はい。『艶白 歯ブラシ』を初めて使う方におすすめなのが、スタンダードです。毛を植毛した後に研磨して毛先を丸くしたラウンド毛なので、やさしい磨き心地になりますよ。
ーー私も使ってみましたが、通常の歯ブラシのように毛先が丸くなっていて、毛も柔らかいので使いやすいですよね。まずは、このスタンダードから使い始めてほしいですね。では、ツインはどのような特徴の歯ブラシでしょうか?
竹田:ツインは、超先細毛とラウンド毛の二段植毛になっています。通常の歯ブラシは歯に当たる部分の毛の量が100だとすると、二段植毛になっている歯ブラシは歯に当たる毛の量が50に減っています。毛と毛が互いに邪魔することなく、歯周ポケットや歯間に入るため、磨きやすいんですよ。
ーーなるほど!長い毛がしっかり歯周ポケットに入り込んでマッサージができるようになっているんですね。ツインも実際に使ってみましたが、今までの歯ブラシでは感じないような刺激で、ほどよい気持ち良さがありました。今までの歯ブラシに物足りなさを感じている方や歯と歯の間や歯周ポケットをしっかり磨きたい方にもおすすめですね!
では、最後にペングリップの特徴もお願いします。
竹田:ペングリップは鉛筆持ちができるため、余分な力が入らず、ネックが細いのでヘッドが奥歯まで届きやすい歯ブラシです。ヘッドが小さいので、お口の小さな方でも使いやすいのが特徴です。
ーー持ちやすい形なので、正しい持ち方で磨くことができそうですね。超先細毛になっていて毛が柔らかいため、歯周病や知覚過敏など、1本1本歯を丁寧に磨きたい上級者向けの歯ブラシですね。
※こちらの3種類に歯ブラシが、今回「おしるこセレクション」でお試しいただける商品です。
<こども用歯ブラシ(チャイルド・ジュニア・フィニッシュ)>
ーーそれでは、こども用歯ブラシについてもご紹介お願いいたします。
竹田:はい。通常市販されているこども用の歯ブラシは、大人用のふつうの硬さの歯ブラシを短くカットしているため、毛が硬いものがほとんどです。一方で、艶白のこども用の歯ブラシは、大人用の柔らかい歯ブラシの毛をそのままカットして短くしているため、当てても痛くなりにくい歯ブラシとなっています。
チャイルドは乳歯ばかりの乳歯期列(3〜7歳)のお子さまに、ジュニアは歯が生え変わる混合歯列期(6〜12歳)のお子さまにおすすめしている歯ブラシです。この2種類の違いはヘッドの大きさのみです。口や歯の大きさに合った方を選ぶと良いでしょう。
ーーなるほど!大人の柔らかい歯ブラシの毛をカットして使用しているということで、お子さまも柔らかい毛で磨けるのは嬉しいですね。ちなみにフィニッシュとは、仕上げ磨き用のことでしょうか?
竹田:そうです!一般的な歯ブラシよりも柄が長くなっています。大人がお子さまの歯を磨くと、どうしても力が入りすぎてしまい、歯や歯茎を傷つけてしまいがちなんですよね。なので、力を分散させるために柄を長くする工夫をしました。また、ペングリップと同じ柄になっているため、鉛筆持ちができて操作がしやすいのも特徴です。
ーー確かに仕上げ磨きをする時は、必要以上に力が入ってしまいがちですよね。そこまで考えて作られているのには驚きました!
<ピンポイント用(ワンタフト・レプトン)>
ーーでは、次にワンタフトとレプトンのご紹介をお願いいたします。
竹田:ワンタフトは、通常の歯ブラシでは、磨き残してしまう部分をピンポイントで磨くのに適したアイテムです。先が尖っているので、狭いところにも入りやすいのが特徴ですね。歯医者さんで、歯石が溜まっていると指摘されている部分だけ磨くのがおすすめです。
レプトンは、毛が柔らかくて筆のように先が細くなっています。歯周病の方が仕上げに歯茎の引き締め効果のあるものや、抑炎症成分があるジェルや液体を塗る際に使いやすいです。2〜3日に1度徹底的にケアをする際にお使いください。
ワンタフト・レプトンに関しては、あまり見ない形なのでどのように使うのかな?と思っていたのですが、それぞれこのような使い方ができるそうです。とても勉強になりました。『艶白 歯ブラシ』全ラインナップの特徴を理解して、最適な歯ブラシを選びたいですね。
艶白の豊富なラインナップの秘密!とことんお客様のことを考えた細かいこだわりとは?
ここでは、なぜ8種類もの歯ブラシを作り、毛の硬さのバリエーションをつけたのか、そのこだわりについてお聞きしていきます。
そのこだわりを知ると、今度は使う側がこだわって選んでみたくなりますよ!
<艶白 歯ブラシの種類>
ーー『艶白 歯ブラシ』には、なぜそんなに種類があるのでしょうか?
竹田:艶白 歯ブラシのメインとなる、スタンダード・ツイン・ペングリップの3種類の歯ブラシで解説すると、スタンダードは一般的な形をしているので、初心者の方にも使いやすいのが特徴です。
そして、ツインを使うと歯磨きの感覚が変わり、「これが歯を磨いているということなのか!」とご実感いただけるかと思います。
このように、通常の歯ブラシとは異なる分、初めからツインを使うのは違和感を覚える方もいらっしゃいます。
そのため、最初は使いやすいスタンダードから始めてみて、細かく磨きたい方や歯磨き上級者にはツインやペングリップをおすすめしているため、複数の種類をお作りしているんですよ。
また、大人だけでなく、お子さま用の歯ブラシや仕上げ磨き用の歯ブラシもお作りしているので、家族皆さまで使えるようなラインナップになっています。
これだけのラインナップがあるので、どの年代の方でもご自身の口腔内に合った歯ブラシが選べるのは嬉しいですね。
<毛の硬さの種類>
ーー毛の硬さはSS.S.MS.Mの4種類あるとのことですが、なぜ4種類の硬さがあるのでしょうか?
竹田:はい。もともとは、Mの硬さを作るつもりはなかったんです。でも、市販の歯ブラシは硬いものが多いので、その硬い歯ブラシに慣れている方がいきなり柔らかい歯ブラシを使うと、力の入れ具合が分からず強く磨きすぎてしまうんですね。すると、炎症を起こしてしまうことがあるため、Mもラインナップにいれています。お好みの硬さを選べるように、スタンダードはこの4種類の硬さを作っています。
ーーなるほど!硬い歯ブラシに慣れていると、柔らかすぎると物足りないと感じて強く磨いてしまいますもんね。ツインやペングリップに関しても同じく4種類あるのでしょうか?
竹田:ツインは、健康な歯の方向けにはS.MS.Mの3つの硬さがあります。そして、SSだけは歯周病の方向けに作られています。通常のツインの毛の段差は3mmなのですが、SSだけは、一番柔らかい細い毛を4.5mmの段差にして、深い歯周ポケットの方でも使えるようにしています。
ペングリップに関しても、健康な歯の方向けにはS.MS.Mの3つの硬さがあります。歯周病の方向けには、PSS(二段触毛・とてもやわらかめ)もご用意しています。ツインと同じ毛の歯ブラシをペングリップにしたタイプです。
また、こども用やワンタフト、レプトンは、MSとSの2種類のみです。ふつうと柔らかめをお好みでお選びいただけます。
ーーありがとうございます。さまざまな歯ブラシの種類や硬さを作られているのは、人それぞれの磨き心地の好みや、お口の悩みに細かく対応するためだったのですね。
艶白の歯ブラシを初めて試してみたいという方は、スタンダードのMやMSから始めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
本記事では、お口の専門家であり『艶白 歯ブラシ』の販売元である株式会社P&Aの竹田様にインタビューをして、歯ブラシの選び方や『艶白 歯ブラシ』全てのラインナップの魅力をご紹介しました。
今まで歯ブラシにこだわりがなかった方でも、どの歯ブラシが良いのかを考えるきっかけとなれば幸いです。
さまざまな歯ブラシの種類があるので、ご自身の口腔内のお悩みに合った最適な歯ブラシをこだわって選んでみてください。セミオーダーしたかのような満足感を得られるはずです。
次の記事では、『艶白 歯磨きジェル』の全てのラインナップをご紹介します。ホワイトニングや歯周病、知覚過敏などでお悩みの方にもおすすめの歯磨きジェルをチェックしていきましょう。
次回もインタビュー形式で、株式会社P&Aの竹田様に商品のおすすめポイントをお聞きする予定ですので、ぜひご覧ください。