「おしるこ」で開花するシニアマーケット戦略 – 企業向けガイド |

「おしるこ」で開花する
シニアマーケット戦略 - 企業向けガイド

はじめに

皆様、こんにちは。「おしるこ」へようこそ。

ここでは、シニア層を中心としたコミュニティを構築し、企業がマーケティング戦略を展開するための新たなソーシャルネットワークの場を提供しています。このコミュニティに参加することで、企業はユーザーと直接対話し、顧客のニーズを深く理解し、ファンベースを拡大することが可能になります。

マーケットにおけるブランドの価値を高め、戦略的に事例を積み重ねていくための第一歩を、おしること共に踏み出しましょう。

おしるこコミュニティ会員の特徴と会員の属性について

おしるこは、シニア向けの独自のソーシャルネットワークであり、多様なユーザーが日々の生活や趣味、経験を共有する活発なコミュニティを形成しています。2018年の冬にリリースされて以来、企業がマーケティング活動を通じて顧客と直接関わるための価値あるプラットフォームとなっています。

1. アプリの概要
・名称: おしるこ
・タイプ: SNSアプリ
・リリース時期: 2018年冬
・主な利用デバイス: スマートフォン
・現在のユーザー数: 8万人超(2024年4月1日現在)
・平均年齢: 約63歳
・性別比: 男性が若干多い
・入会条件: 身分証明書の提出が必要

2. ユーザー属性と活動
・主な利用目的: お友達探し(64%のユーザー)
・活動内容: 日記投稿、ポイント機能を利用した活動、オフ会参加など
・特徴: アクティブなシニア層が多く、スマートフォンの基本操作をマスターしている

3. コンテンツと機能
・日記投稿: ユーザー間での情報共有やコミュニケーションの主軸
・ポイント機能: 活動に応じてポイントが貯まり、特定のサービスや商品と交換可能

4. コミュニティの強み
・リアルな関係構築: オフ会を通じたリアルな友達作り、時には結婚に至ることも
・アクティブなユーザーベース: 旅行やツーリングで他のメンバーに会いに行くなど、積極的な交流が見られる

5. 新規ユーザーの獲得経路
・主な方法: Google広告、口コミ
・ユーザーの特性: スマートフォン操作に慣れており、ネットショッピングなどのアクティビティにも積極的

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おしるこコミュニティを活用した商品・サービス訴求の成功事例

おしるこでは、キャンペーンや日記投稿を通じてユーザーが互いにおすすめする商品やサービスについての情報交換が盛んに行われています。例えば、昨年末に行われた「今年のベストバイ商品」というテーマのキャンペーンでは、多くのユーザーが様々なカテゴリーの商品を紹介しました。これらの商品には家電製品、食品、サプリメント、日用品などが含まれ、ユーザー自身のポジティブな体験談が共有されました。

中には、シャンプーやドライヤー、シャワーヘッドなど、日常生活で実際に使ってみて良かったと感じた製品を紹介し、その投稿を見た他のユーザーが「翌日には同じものを購入した」というコメントを残すケースもありました。これらの交流から、特定の製品に関する詳細な体験レポートや質問への回答が、他のユーザーの購買行動に直接的な影響を与えていることが明らかになります。

また、企業が提供するハンディ掃除機のような製品について、記事広告を通じて情報が提供された後、それを購入したユーザーが実際に使用した体験を動画や日記で共有する事例もあります。これらの体験レポートは、興味を持っていた他のユーザーに具体的な製品の魅力を伝え、実際の購入へとつながりました。

おしるこ内でのこれらの相互作用は、シニア層のユーザーがいかにアクティブに情報を共有し、互いの意見に耳を傾けているかを示しています。企業にとって、おしるこは製品やサービスをシニアマーケットに効果的に紹介し、実際の購買に結びつけるための貴重なプラットフォームと言えるでしょう。

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おしるこ開発者インタビュー

「I CAN バッジプログラム」で拓くシニア市場の新展開

高齢化が進む中、シニア世代の生きがいと生涯学習への関心が高まっています。

総務省統計局の推計によると、2024年10月1日現在の日本における50歳以上の人口は約7,000万人と推計されており、全体の54.2%を占めています。これは過去最多の人数であり、今後さらに増加が予想されています。

50代以上の人口増加と同時に、「第二の人生の楽しみ方」への関心が高まっており、時間とお金を使って『自分のやりがいを見出したい』という気持ちが50代以上の方にあるようです。

この背景を受け、カイト株式会社は、シニア層が自らの興味や情熱を追求するための支援を提供する「I CAN バッジプログラム」を立ち上げました。今回は、シニアSNS「おしるこ」を通じて導入されるこのプログラムについて、カイト株式会社代表の後藤崇さんにお話を伺います。

ーーー本日は、カイト株式会社が新たに開始した「I CAN バッジプログラム」について、代表の後藤 崇氏にお話を伺います。後藤さん、本日はよろしくお願いします。

後藤:こちらこそ、よろしくお願いします。

ーーー「I CAN バッジプログラム」の主な目的とターゲットについて教えてください。

後藤:はい。当プログラムは、50歳以上の方々が新しいことに挑戦し、学び続ける機会を提供することを目指しています。具体的には、シニア層の趣味活動を通じて新たなやりがいを見出すことを支援し、同じ趣味を持つ仲間との交流の場を提供します。また、シニア向けコミュニティアプリ「おしるこ」の認知度を向上させることと、企業とシニア層との新たな接点を創出することも大きな目的です。これにより、シニア層の社会参加を促進し、生活の質を向上させることができると考えています。

ターゲットは、新しいことに挑戦したいと考えている50歳以上の方々、趣味活動を楽しみたい方々、同じ趣味を持つ仲間と交流したい方々です。また、シニア層向けの商品やサービスを市場に訴求したい企業も対象としています。シニア市場に関心を持つ企業やブランドが、独自に設計したバッジを通じてシニア層に直接アプローチできるようにすることで、彼らの生活に深く関わり、新たな顧客層を開拓する支援を行います。

ーーー特に注目すべきポイントは何でしょうか?

後藤:「I CAN バッジプログラム」の最大の魅力は、50歳以上の方々が自由に様々な分野でバッジを獲得しながら新しいことに挑戦し、学び続けることができる点です。これにより、シニア層は自分のペースで新しいスキルを身につけ、同時に社会とのつながりを深めることが可能です。また、ファンコミュニティを通じて同じ趣味を持つ仲間と交流できる場を提供しています。ここでは、作品の発表や情報交換、イベントの開催など、様々な活動を行うことができ、それが参加者にとって大きなやりがいとなっています。この二つの要素が、シニア層に新たな生活の質をもたらし、さらには企業とシニア層との新たな接点を創出するための強力なツールとなっています。

また、参加する企業の視点では、企業が自由に設計したバッジを提供できる点がポイントです。これにより、企業はシニアが新しいスキルを獲得する過程で会員とコミュニケーションをとりながらバッジ獲得をサポートし、ブランド認知度と顧客エンゲージメントを向上させることが可能です。

さらに、企業様からは「I CAN バッジプログラム」を通じて、これまで全国に散らばっていた熱量の高い「シニアファン」層を一箇所に集め、効率的にアプローチできる点について大きな関心を持っていただいています。熱心なファンによる商材の魅力や活用方法の拡散が、新規ファン獲得につながるため、企業にとっては非常に魅力的なポイントです。特にメーカーの皆様からは、ユーザーと直接交流する機会が限られているため、生の声を聞いてマーケティングに取り入れたいという強い意向を示されています。また、コミュニティを自社で開発するのは時間もコストもかかるため、既に形成されているファンコミュニティがあることは非常に魅力的です。

ーーーこのプログラムのアイデアはどのようにして生まれたのですか?また、実現に向けての課題は?

後藤:プログラムのアイデアは、高齢化社会におけるシニアの生きがいと社会参加の必要性に焦点を当てて生まれました。特に、日本のように急速に進む高齢化は、多くのシニアがアクティブに活動を続けたいと願っているにも関わらず、その機会が十分ではない現状があります。このプログラムは、そんなシニア層が新しいことに挑戦し、学び続ける機会を提供することを目指しています。この取り組みを通じて、シニアが自己表現を楽しみながら、新しいスキルや趣味を学び、社会とつながりながら豊かな人生を送る手助けをすることです。
このプログラムが持続的に成功するためには、参画する企業がシニア市場のニーズを深く理解し、継続的な価値提供を行うことが不可欠です。市場調査とフィードバックの収集を行い、プログラムの進行に応じて適宜調整を行うことが求められます。

ーーー最後に、読者や将来の参画企業へのメッセージがあれば教えてください。

後藤:シニア市場は潜在的な可能性が非常に大きいです。企業の皆様には、「I CAN バッジプログラム」を通じて新たな顧客層との強固な関係を築き、シニア層の豊かな生活を支援することで、社会全体の持続可能な発展に貢献していただきたいです。シニアとともに成長する新しいチャレンジを、ぜひ始めてみてください。

ーーー後藤さん、貴重なお話をありがとうございました。

後藤:ありがとうございました。

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