生姜に恋する!?最悪な出会いから始まる恋【AD】

生姜に恋する!?最悪な出会いから始まる恋【AD】
2021.11.05

生姜に恋する!?最悪な出会いから始まる恋【AD】

「これすぐにやり直して!取引先とのアポはどうなってるの!?」

厳しく部下を叱責する私は、大手の広告代理店で部長を務める神宮寺レイコ。

家庭よりも仕事を優先し過ぎたせいか、元夫とはすれ違いが原因で5年前に離婚し、仕事に打ち込む日々を過ごしていました。

このまま一生独身でいいと思いつつも、今年の50歳の誕生日になんとなく寂しさを感じたのです。
そこで、新しい人間関係を作るために会員制の交流サイトに登録し、親睦会へ参加することに。

しかし、まさかこの親睦会が私の人生を変えるとは、この時には思ってもいませんでした。

※この物語はフィクションであり、作中の登場人物や団体名はすべて架空のものです。『生姜の恵』の原料となる生姜の生産者とは、関連がありません。

最悪な出会い

親睦会では、男女数人のグループに分かれて自己紹介をすることに。

私は、これまでの経歴や仕事に対する想いなどを夢中で語りました。

「神宮寺さんすごいですねー!」という周囲の声が、本当は退屈なサインだとも気づかずに、自分に酔っていたのです。

「自分の話ばっかり……嫌いだな」

私の熱弁をさえぎる冷たい男性の声が聞こえ、思わずそちらを睨みました。

「今、何か言いました?」

視線の先にいたのは、生姜農家を営む「下田ユタカ」50歳、バツイチ。
友人に連れてこられて参加した彼は、親睦会にあまり乗り気ではないようでした。

「こちらこそ、そんな失礼な人は嫌いです」と私が言い返したことで、さらに雰囲気は悪化。
お互い睨み合ったまま、親睦会は終了しました。

運命の再会

親睦会での嫌な出会いを機に、交流サイトも退会し仕事だけの日常に戻っていました。

そんなある日、社長から直接呼び出された私。

「実は、経営不振に陥った親戚の生姜農家のことで君にお願いがあってね。広告を見直して、売上アップを目指して欲しいんだよ」と社長から直々に依頼され、私は二つ返事で快諾しました。

本来であれば、部長の私がするべき仕事ではないものの、社長へ恩を売る絶好のチャンス。断る理由はありません。

しかし、生姜農家の資料を確認して、戸惑うことに。

なぜならそこには、写真と共に「経営者名:下田ユタカ」という名前があったからです。
その顔も名前も間違いなく親睦会で会ったあの失礼な男性でしたが、社長と約束した手前、断るわけにもいきません。

私は仕事だと割り切り、その日から生姜農家を再建するための広告作りを始めました。

秘められた想い

私は打ち合わせのために、下田さんが経営する生姜農家を訪問。
私を見た下田さんは、一瞬驚いたような顔をしたものの「よろしく」と言うと、事務所へ通してくれました。

居心地の悪い沈黙の後、私は改めて自己紹介をして、広告制作のための聞き取りを始めました。

「まず生姜そのものの魅力について聞かせてもらえますか?」私が、そう聞くと下田さんは一気に話し始めたのです。


「この生姜は、有機栽培で作っている国内でも希少な生姜で、『生姜の恵』という生姜シロップの原料として卸しています。しかも俺の農場を含めて、有機JASを取得している農家戸数は0.2%(※)しかいないんです!そんな希少な生姜を100%使った商品なので、どうしても値段が高くなります。でも、それだけこだわった商品を作りたいという、『生姜の恵』の販売者の熱意に俺は共感したんです!全国の方に俺の生姜を食べてもらうために、丹精込めて栽培しています!」
※農林水産省「平成30年 有機農業をめぐる事情」,有機農業に取り組んでいる農家数と平均年齢・年齢構成(H22)より

下田さんの熱い想いを聞き、私も心が動かされました。

「下田さんは、『生姜の恵』を通してこの生姜で消費者の方にどうなって欲しいと感じていますか?」

下田さんの熱い想いをしっかり伝えなくてはいけないと感じた私は、さらに深く聞きました。
「この生姜を使った『生姜の恵』は、ヨーグルトや飲み物、料理に入れるだけじゃなくて、そのままでも美味しいんです!体のことを考えた健康習慣のひとつとして、毎日スプーン1杯の生姜を食べて欲しい、そう思います」

そう熱く語る下田さんの顔は、親睦会での寡黙な姿とはまったくの別人。エアコンの効いた寒い部屋にも関わらず、下田さんは薄っすら汗をかきながら説明してくれました。

「たしかにスプーン1杯なら続けられそうですね。消費者がイメージしやすいように、おすすめの飲み方はありますか?」私がそう聞くと、下田さんは急いでお湯に生姜シロップを溶かして持ってきました。

「この部屋みたいにエアコンが効いた室内って、意外と寒いんですよね。だから寒がりな方は、夏でも冬でもこうやって生姜シロップを溶かしたお湯やお茶がおすすめです。どうぞ」

生姜シロップ入りのお湯と下田さんの優しさに、私は心の底からじんわり温まるようでした。


それからストイックに仕事に打ち込む下田さんの姿に、私は少しずつ惹かれていったのです。

何度も打ち合わせを重ねるうちに、お互い尊敬の気持ちを抱くようになりました。
そして、何週間もかけてようやく納得のいく広告が完成。

さっそく広告を打ち出すと、なんと今までにないほどの大ヒットを記録したのです。

仕事が終わり、これで下田さんと会うのも最後かなと少し寂しい気持ちでいると、下田さんから「お礼がしたいので、食事に行きませんか?」と誘われました。

私は「もちろんです!」と即答。
自分でも驚くほど、嬉しい気持ちになっていました。

人生のセカンドステージ

その日の夜、2人だけでささやかなお祝いをしました。
その席で下田さんは、親睦会で失礼な発言をした経緯を話してくれたのです。

「実は、前の奥さんが仕事に生きるタイプの強い女性だったんです。結局、お互いすれ違いが多くなってダメになったんですけどね。だから、同じように仕事に生きるタイプの神宮寺さんに反感を持ってしまって……申し訳ない」

下田さんは、申し訳なさそうに頭を下げてくれました。

「いいえ、こちらこそごめんなさい。あの時の私は、自分の話ばかりで周りが見えていなかったんです。きっと嫌な気持ちになった人もいただろうし……」と私も頭を下げ、しんみりした雰囲気に。

お祝いの席なのに、お互いが謝っている……そんな奇妙な光景になんだかおかしくなってしまい、お互いに笑い出してしまいました。

「なんだか不思議ですね。最初はお互い最悪な印象だったのに、今やこんな風に打ち解けているなんて。これで最後なんて、少し寂しいです」私がそう言うと、下田さんは照れくさそうに笑ってこう言いました。

「生姜の話しかしないのに、いつも熱心に聞いてくれた女性は神宮寺さんが初めてですよ。俺の想いを受け止めてくれる人がいるなんて思わなかったです。俺もこれで最後にはしたくない……」

お互い少しの沈黙の後、下田さんが口を開きました。


「神宮……いえ、レイコさん!俺とお付き合いしてくれませんか?」下田さんからの告白に驚きつつも私は迷わず「喜んで」と答えたのです。

私は現在も広告代理店に勤務しながら、休日は彼の農家で土にまみれながらも楽しくお手伝いをしています。
大好きな人と少しでも良い物を作り、消費者へ届ける日々が私の宝物です。

まとめ

最悪の出会いから一転、お互いの熱い想いを知ることで新たな人生のスタートを切った2人の物語でした。あなたも生姜のように、ピリッと辛くて甘い大人の恋をしてみませんか?

冷房疲れしていませんか?あったかドリンクで心と体をいたわろう!
おしるこセレクションでも大好評だった【生姜の恵】をぜひお試しください!


※この物語はフィクションであり、作中の登場人物や団体名はすべて架空のものです。『生姜の恵』の原料となる生姜の生産者とは、関連がありません。

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