ぴったりのファッション?(後編)

おしるこスタッフが日々の気づきを呟く「おしるこ日和」。
おしるこ世代の毎日がちょっと楽しく、ちょっと便利になるお役立ち情報をご紹介!
今回のテーマは「ファッション」。前回に引き続き、お金とオシャレのちょうど良いバランスを求め、さらなる調査を続けます!

みんな、どこで服買うの?

私は祖母と同居していますが、着る服は母が買ってきているので、自ら選ぶことはしていません。そんなアナログな家庭がある一方で…

おしるこ会員のみなさんにはもうおなじみかもしれませんね、ネットショッピングが
シニアにも大人気です。

60歳以上の70%がネットショッピングを利用していることに驚きました。
(正直、40%くらいかと思っていた…お恥ずかしい)

さらに調べてみると、ポータルサイトが1、2位を占めていますが、3位には楽天市場がランクインしています。
「服をネットで買うと、サイズが合うかどうか不安だな…」と思っていましたが、
サイズを細かく書いてくれているし、口コミもあるので結構便利。
実店舗で試着して、その後ネットショッピングでセールを狙って同じ商品を買う猛者もいるようです。

こちらの写真は、介護用に作られた服です。
ボタンがマグネットになっていたり、マジックテープが施され、手先の自由が制限される高齢者にとっては画期的なアイテムです。
確かに、着る本人もそうですが、介護する側にとってもトップスの着脱や、トイレの際にはフォローもしやすいパンツだとお互いにストレス軽減に繋がりますね。

しかし、この画期的なアイテムは安くありません、カーディガンが約8,000円ほどします。
若者に人気のあるブランド、アーバンリサーチやSHIPSのカーディガンと同等の値段であり、ユニクロのカーディガン4枚分です。
でも、便利だし「安ければ良いか」と言われるとそれも違うような…?

人それぞれのファッションがある!

おしるこ世代は、コーディネートを楽しむために安い服をたくさん買う、というよりは機能的な服、本当に気に入ったちょっとお高い服を必要な分だけ買うのかもしれません。
若い頃と違って、誰かのために、どこかへ行くためにまとうファッションから、楽しく生きるための画期的なファッションへと欲求が移行したのではないでしょうか。
でも、どちらかを諦める必要はないと思います。

ファッションは、気持ちも明るくしてくれるアイテムです。
ライオンの顔面がプリントされたトップスを着れば、なんだか強くなった気持ちになりませんか。
スパッツに見えない動きやすいパンツはいつもより長く散歩できそうですよね。
気分が落ち込んでいるときにパッと目立つ鮮やかな花柄を着ていたら、気分も明るくなりませんか。

以前、女性用薄毛シャンプーの広告で「ユーザーが自分でシャンプーを開発しました!」という記事をみました。
こんなシャンプーがあったらいいよね、私はこの悩みを解決したい、など研究チームとやりとりを繰り返し、消費者が消費者のためにシャンプーを開発しました。
これは、ファッションでも同じことが言えそうですね。
母は「腕が上がりづらくなった祖母が着やすいように」といつもゆったりした服を買ってくれますが、同じようなデザインであまり面白くない(サイドにボタンがついており、とても機能的なのですが)。
若い頃はオシャレさんだった祖母も、少し寂しげです。

「自分で着る服は自分で作る」ーーー
機能性とファッション性が掛け合わされることで新たな価値が生み出されます。
ITスキルも身に付けられた皆さんなら、不可能なことなんてありません。
一度きりの人生、何歳になっても挑戦している姿はかっこいいです。
そんな新しいことを一緒に生み出す仲間を「おしるこ」で見つけませんか。

参考:インターネットショッピングの利用状況(平成27年 総務省調べ)
    介護の負担を楽にする洋服を買うならここ!(シニアファッションG&B)