祝吉御所跡は平安時代に始まった荘園「島津荘」の役人に任命された惟宗忠久(これむねただひさ)が館を構えた地と伝えられています。忠久が地名を取り「島津」と称したことから、都城市が島津発祥の地、と言われています。
その後、島津氏は鹿児島県の出水に拠点を移しますが、室町時代には分家が都城に城を造り、江戸時代に入ると本家の名命により「島津」を名乗るなど、都城島津家として様々な功績を残しました。
都城島津家が明治12年以降にお住まいになられた邸宅は、当時のままの姿を残しています。緑に囲まれた情緒ある日本庭園では、四季折々の花々が彩りを添え、歴史の余韻に浸ることができます。
また、昭和48年に昭和天皇、皇后両陛下も宿泊された本宅内では、宿泊時のベッドなど、貴重な調度品を見学できます。
都城歴史観光ガイドの会ボランティアスタッフによるご案内もあります。(無料、要予約)
都城市は、肉用牛・豚・鶏の合計産出額日本一を誇り、4つの焼酎の酒蔵がある「肉と焼酎のまち」です。たんぱく質や鉄分、必須アミノ酸、ビタミンB1、ビタミンAなどが豊富に含まれ、健康増進にも効果的な牛・豚・鶏肉。中でも宮崎牛は、きめ細やかな霜降りと色の良い柔らかな肉質が自慢です。
日本一のmeat「肉と焼酎」にmeet「出会う」旅、「ミートツーリズム」をぜひお楽しみください。